ライブラリのアクセスログの設定
関連情報
[システム管理]

ライブラリに対する基本的な操作に対して 「 いつ 」 「 誰が 」 「 何をした 」 についてログを保存する設定をしたり、ログを CSV ファイルに書き出すことができます。
これにより、利用頻度の測定や情報漏洩の対策にもなります。

ライブラリ保存設定のされているライブラリのログは、書き出す期間を指定し、CSVファイルに書き出すことができます。
また、ライブラリ管理者にライブラリアクセスログの保存設定を許可する設定もこちらで行います。


以下の設定を確認・変更できます
ライブラリ ID の確認
ライブラリ名
ライブラリログ保存設定の変更・確認
保存設定を許可する設定の変更・確認
ライブラリログの書き出し

 

■ ライブラリログ保存設定の変更・確認 [システム管理]

ライブラリログをどのタイミングで残すかを設定することができます。
ライブラリ管理者にライブラリのアクセスログ保存設定を許可する設定も、ここで行います。

  1. システム管理者としてログインする

  2. 画面右下のシステム設定 [システム設定] [ システム設定 ] を押す

    「 システム設定メニュー 」 画面が表示されます。

    ※ システム管理者は全画面の右下に [システム設定] ボタンが表示されます。

  3. システム管理用パスワードが設定されている場合には、パスワードを入力する

  4. 左のメニューから [ その他の運用管理 ] をクリックする

    「 その他の運用管理 」 画面が表示されます。

  5. [ ライブラリログ ] をクリックする

    「 ライブラリのアクセスログ 」 画面が表示されます。

  6. ライブラリログ保存の設定を変更したい、ライブラリ欄の [ 設定 ] をクリックする

    「 ライブラリログ保存設定 」 画面が表示されます。

  7. ログを保存するタイミングを以下の 11個の中から選択し、希望の欄に [チェックボックス] チェックを入れる

     ライブラリログに記録される操作・設定

    ・レコード一覧画面表示
    ・レコード閲覧画面表示
    ・集計画面表示
    ・レコード登録
    ・レコード編集
    ・レコード削除 ( レコード削除時、レコード一括削除時 )
    ・文字列置換
    ・再ルックアップ
    ・ライブラリのデータ入出力 ( CSV読み込み・書き出し、DBM書き出し、XML書き出し )
    ・メール読み込み
    ・レコードコピー ( レコードコピー実行時、レコードコピーによるレコード追加時 )
    ・ ( ライブラリログ設定時 )

    ライブラリログ設定時のログは書き出しの on/off を切り替えることが出来ません。無条件で書き込まれます。

    ライブラリログに保存される操作と備考欄の詳細内容は、 こちら をご覧ください。

  8. ライブラリ管理者にライブラリログ保存設定を許可したい場合は、「 ライブラリ管理者にライブラリログ保存設定を許可する 」 に [チェックボックス] チェックを入れる

    ライブラリ管理者がライブラリログの保存設定を変更できるようになります

  9. 反映する を押す

 

 

 

■ ライブラリログの書き出し [システム管理]

ライブラリログを期間を指定して CSVファイルに書き出すことができます。

(!) ライブラリログ保存設定 をおこなっていないライブラリのログは書き出されません。
先に、ライブラリログ保存設定 を行ってください。
  1. システム管理者としてログインする

  2. 画面右下のシステム設定 [システム設定] [ システム設定 ] を押す

    「 システム設定メニュー 」 画面が表示されます。

    ※ システム管理者は全画面の右下に [システム設定] ボタンが表示されます。

  3. システム管理用パスワードが設定されている場合には、パスワードを入力する

  4. 左のメニューから [ その他の運用管理 ] をクリックする

    「 その他の運用管理 」 画面が表示されます。

  5. [ ライブラリログ ] をクリックする

    「 ライブラリのアクセスログ 」 画面が表示されます。

  6. ライブラリログを CSVファイルに書き出したいライブラリ欄の [ 書き出し ] をクリックする

    「 ライブラリログの書き出し 」画面が表示されます。

  7. ライブラリログを書き出す期間をプルダウンメニューで指定する

    今日以降の日付を指定することはできません。
    また、ログを保存する設定をする以前のログは書き出されません。

  8. 必要に応じて 「 先頭行に項目名を書き出す 」 にチェックする

  9. CSVを出力する を押す

ONE POINT


書き出されるライブラリログのフォーマット

ログファイルは CSVファイルにて、以下のフォーマットで書き出されます。

"yyyy/mm/dd" , "hh:mm:ss","IPアドレス","ユーザー名","操作","備考"


例)

日付 時刻 IPアドレス ユーザー名 操作 備考
2004/8/3 22:06:01 10.0.0.104 佐藤 昇 レコード一覧 ビュー = 標準 ( ビュー名 )


 ライブラリログに保存される操作と備考欄の詳細内容


保存設定名と操作の関係、備考欄の詳細な内容を以下にて確認できます。


保存設定名 操作 備考
備考欄には、「 ○○○ = △△△ 」 の形で書き出されます。
レコード一覧画面表示 ・レコード一覧画面表示
・簡易検索結果画面表示
・詳細検索結果画面表示
・ソートの実行
・ソート順の切替実行
・絞り込み切替実行
・レコード一覧ビュー切替実行
・ダイレクト表示実行
・次の N 件/先頭/末尾 クリック
・リンクリストの表示/非表示 切替
=====
・ブラウザでの「再読込」操作
「 書き出される情報 」
 ビュー = ( ビュー名 )

レコード一覧表示に使用しているレコード一覧ビュー名を示す。
レコード一覧ビューが (すべて) の場合には、この情報は書き出されない。
「 書き出される情報 」
絞り込み = ( 絞り込み名 )

レコード一覧表示使用している絞り込み名を示す。
絞り込みが (すべて) の場合には、この情報は書き出されない。
「 書き出される情報 」
簡易検索 = ( 検索文字列 )

簡易検索時に設定した検索文字列を示す。
「 書き出される情報 」
ソート = ( フィールド名 ) / ( 昇降順 )

ソートを実行しているフィールド名、昇降順を示す。
レコード番号でソートが行われている場合には、書き出されない。
レコード閲覧画面表示 ・レコード閲覧画面表示
・フィールドレイアウト切替実行
・先頭/前/次/末尾 クリック
・Myリンクリスト表示/非表示 切替
・レコード登録実行(確認画面)
・レコード編集実行(確認画面)
・レコード登録者変更(確認画面)
=====
・ブラウザでの「再読込」操作
「 書き出される情報 」
レコード = ( レコード番号 )

閲覧しているレコードのレコード番号を示す。
「 書き出される情報 」
フィールドレイアウト = ( フィールドレイアウト名 )

閲覧画面で使用されたフィールドレイアウト名を示す。
フィールドレイアウトが (すべて) の場合には、この情報は書き出されない。
集計画面表示 ・集計画面表示
・ソートの実行
・ソート順の切替実行
・絞り込み切替実行
=====
・ブラウザでの「再読込」操作
「 書き出される情報 」
集計 = ( 集計名 )

集計に使用している集計名を示す。
「 書き出される情報 」
絞り込み = ( 絞り込み名 )

集計結果表示時に行われていた絞り込み名を示す。
絞り込みが (すべて) の場合には、この情報は書き出されない。
「 書き出される情報 」
簡易検索 = ( 検索文字列 )

集計実行時に行われていた簡易検索の検索文字列を示す。
レコード登録 ・レコード登録の実行 「 書き出される情報 」
レコード = ( レコード番号 )

新しく追加されたレコードのレコード番号を示す。
「 書き出される情報 」
フィールドレイアウト = ( フィールドレイアウト名 )

登録画面で使用されたフィールドレイアウト名を示す。
フィールドレイアウトが (すべて) の場合には、この情報は書き出されない。
レコード編集 ・レコードを編集実行 「 書き出される情報 」
レコード = ( レコード番号 )

編集されたレコードのレコード番号を示す。
「 書き出される情報 」
フィールドレイアウト = ( フィールドレイアウト名 )

編集画面で使用されたフィールドレイアウト名を示す。
フィールドレイアウトが (すべて) の場合には、この情報は書き出されない。
レコード削除 ・レコードを1件削除 「 書き出される情報 」
レコード = ( レコード番号 )

削除されたレコードのレコード番号を示す。
・レコード一括削除実行
※1件も削除されなくてもログを残す
「 書き出される情報 」
絞り込み = ( 絞り込み名 )

一括削除実行時に行われていた絞り込み名を示す。
絞り込みが (すべて) の場合には、この情報は書き出されない。
「 書き出される情報 」
簡易検索 = ( 検索文字列 )

一括削除実行時に行われていた簡易検索の検索文字列を示す。
文字列置換 ・文字列の一括置換実行
※1件以上のデータ変更が行われた時のみログを残します
「 書き出される情報 」
絞り込み = ( 絞り込み名 )

文字列置換実行時に行われていた絞り込み名を示す。
絞り込みが (すべて) の場合には、この情報は書き出されない。
「 書き出される情報 」
簡易検索 = ( 検索文字列 )

文字列置換実行時に行われていた簡易検索の検索文字列を示す。
「 書き出される情報 」
置換前 = ( 置換前文字列 )


置換前の文字列を示す。
「 書き出される情報 」
置換後 = ( 置換後文字列 )

置換後の文字列を示す。
「 書き出される情報 」
フィールド = ( フィールド名 )

文字列置換を行う対象となったフィールド名を示す。
すべてのフィールドが対象の時はこの情報は書き出されない。
再ルックアップ ・再ルックアップ実行
※1件も変更されなくてもログを残す
「 書き出される情報 」
リレーション = ( リレーション名 )

再ルックアップ実行時に使用したリレーション名を示す。
「 書き出される情報 」
絞り込み = ( 絞り込み名 )

再ルックアップ実行時に行われていた絞り込み名を示す。
絞り込みが (すべて) の場合には、この情報は書き出されない。
「 書き出される情報 」
簡易検索 = ( 検索文字列 )

再ルックアップ実行時に行われていた簡易検索の検索文字列を示す。
メール読み込み ・メール読み込み実行
※1件以上のデータが読み込まれた時のみログを残します
「 書き出される情報 」
レコード数 = ( 読み込みレコード数 )

メール受信によるレコード登録で、登録されたレコード件数を示す。
ライブラリのデータ入出力 ・CSV 読み込み実行
※1件以上レコードが読み込まれた時のみログを残します
「 書き出される情報 」
レコード数 = ( 読み込みレコード数 )

CSV 読み込みにより、登録・編集されたレコード件数を示す。
・CSV 書き出し実行
 −ライブラリ管理画面で、CSV書   き出し実行
 −レコード一覧画面のメニューで   リンククリック
 −集計画面で、リンククリック
 −CSV読み込み画面でのリンク   クリック
「 書き出される情報 」
集計 = ( 集計名 )

CSV書き出し対象となった集計に使用していた集計名を示す。
「 書き出される情報 」
絞り込み = ( 絞り込み名 )

CSV書き出し実行時に行われていた絞り込み名を示す。
絞り込みが (すべて) の場合には、この情報は書き出されない。
「 書き出される情報 」
簡易検索 = ( 検索文字列 )

CSV書き出し実行時に行われていた簡易検索の検索文字列を示す。
・XML 書き出し実行 「 書き出される情報 」
絞り込み = ( 絞り込み名 )

XML書き出し実行時に行われていた絞り込みの名を示す。
絞り込みが (すべて) の場合には、この情報は書き出されない。
「 書き出される情報 」
簡易検索 = ( 検索文字列 )

XML書き出し実行時に行われていた簡易検索の検索文字列を示す。
・DBM 書き出し実行
 −ライブラリ管理画面で書き出し  のリンククリック
 −ライブラリID .dbm で書き出し
 −ライブラリ名 .dbm で書き出し
 −システム管理画面で最適化を  行う前の書き出しリンククリック
備考欄には何も書き出しません。
・RSS ファイルの取得(参照)
 −RSS書き出し画面で表示されている、各RSS通知のリンクから表示されるページの表示
「 書き出される情報 」
 RSS = ( 表示されたRSSのタイトル )

「ユーザー名」は、書き出されません。
レコードコピー ・レコードコピー実行 「 書き出される情報 」
レコードコピー = ( コピー名 )

ライブラリ間レコードコピーに使用しているレコードコピー名を示す。
「 書き出される情報 」
絞り込み = ( 絞り込み名 )

ライブラリ間レコードコピー実行時に行われていた絞り込み名を示す。
絞り込みが (すべて) の場合には、この情報は書き出されない。
「 書き出される情報 」
簡易検索 = ( 検索文字列 )

ライブラリ間レコードコピー実行時に行われていた簡易検索の検索文字列を示す。
・レコードコピー実行によりレコードが追加 「 書き出される情報 」
コピー元 = ( コピー元ライブラリ名 )

コピー元のライブラリ名を示す。
「 書き出される情報 」
レコードコピー = ( コピー名 )

ライブラリ間レコードコピーに使用しているコピー名を示す。
「 書き出される情報 」
レコード数 = ( 読み込みレコード数 )

ライブラリ間レコードコピーにより、登録されたレコード件数を示す。
ライブラリログ設定 ・ライブラリログ設定
備考欄には何も書き出しません。

 
ライブラリログ設定のログは無条件で書き込まれます。






 

■ ライブラリログの削除 


ライブラリログを保存しているログファイルは自動で削除されることがありません。
必要があれば、ライブラリログファイルを直接削除してください。


 ライブラリログファイルの格納場所

ライブラリログファイルの格納場所は以下の通りです。

インストール先のディレクトリ以下
[フォルダ]
file ファイルフィールドで登録したファイルが格納されるディレクトリ
[フォルダ] db  
 

[フォルダ]ライブラリID ライブラリごとにライブラリID 名のディレクトリが作成され、ファイルフィールドで登録したファイルが格納されます。
ライブラリID はライブラリ情報に記載されています。

  [フォルダ] logs ライブラリログが保存されるディレクトリ
※ライブラリログはテキストファイルで保存されます
    [フォルダ]

ライブラリID ライブラリごとにライブラリID 名のディレクトリが作成され、ライブラリログファイルが格納されます。
ライブラリID はライブラリ情報に記載されています。

      [ファイル]logYYYYMMDD.csv ライブラリログファイル
( ライブラリログを削除する際はこちらのファイルを削除してください。 )

※ ライブラリログファイルは、ログが記録される操作が行われた時点で、日付ごとに作成されます。


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