<record> タグで各レコードの情報を表現します。
各レコード情報の書式は、<record> で始めて </record> までとします。
<record id="(レコード番号)">
<create-time>(レコード登録日時)</create-time>
<creator id="(レコード登録者のユーザーID)">(レコード登録者のユーザー名)</creator>
<modify-time>(レコード更新日時)</modify-time>
<modifier id="(レコード更新者のユーザーID)">(レコード更新者のユーザー名)</modifier>
[ここに、書き出したレコードのフィールド数分レコード値の情報が書き出されます]
</record> |
|
<record>〜</record> は、書き出されたレコード数個分繰り返されます。
- レコード番号(rid) は、(レコード番号) であることを示します。
- レコードの登録日時は、(レコード登録日時) であることを示します。 (<create-time>タグ)
- レコードの登録者の ユーザーID と ユーザー名は、(レコード登録者のユーザーID)、(レコード登録者のユーザー名)
であることを示します。 (<creator>タグ)
- レコードの更新日時は、(レコード更新日時) であることを示します。(<modify-time>タグ)
- レコードの更新者の ユーザーID と ユーザー名は、(レコード更新者のユーザーID)、(レコード更新者のユーザー名)
であることを示します。 (<modifier>タグ)
【!】 |
レコード登録者、レコード更新者の情報を持たないレコードの場合は、レコード登録者(<creator>タグ)、レコード更新者情報(<modifier>
タグ)は書き出されません。
|
<value> タグで各レコード値の情報を表現します。
各レコード値の情報の書式は、<value> で始めて </value> までとします。
基本の書式は以下となります。
<value type="(フィールドのタイプ)" id="(フィールドのID)">(レコード値)</value> |
|
<value>〜</value> は、書き出されたレコードが持つフィールド数個分繰り返されます。
レコード値が設定されているフィールドのタイプとID、設定されているレコードの値は、(フィールドのタイプ)
と (フィールドのID) 、(レコード値)
であることを示します。
フィールドのタイプについては、<field>タグ と同じ表記になります。
【!】 |
書き出されるレコードのフィールド数は、閲覧できるフィールド数(閲覧アクセス権のあるフィールド数)と同じです。
ただし、(レコード値) に値が入っていない、エラーになっているフィールドは、書き出されません (該当の<value>〜</value>が書き出されません。)。 |
●フィールドタイプ:URL の場合の書式
レコード値が、URL になるため、<url>タグ でレコード値を表現します。
<value type="(フィールドのタイプ)" id="(フィールドのID)"><url>(レコード値)</url></value> |
|
リンク名が設定されている場合は、<url>タグ に alias="(リンク名)"
表記を追加します。(リンク名) は、設定されているリンク名を示します。
<value type="(フィールドのタイプ)" id="(フィールドのID)"><url
alias="(リンク名)"
>(レコード値)</url></value> |
|
●フィールドタイプ:イメージURL の場合の書式
レコード値が、URL になるため、<url>タグ でレコード値を表現します。
<value type="(フィールドのタイプ)" id="(フィールドのID)"><url>(レコード値)</url></value> |
|
●フィールドタイプ:ファイル の場合の書式
レコード値となるファイルの情報について、<file> タグと そのファイルへアクセスできるURL を <url> タグを使って表現します。
<value type="File" id="(フィールドのID)">
<file mime="(ファイルのMIMEタイプ)">(レコード値:ファイル名)<file>
<url>(ファイルへのアクセスURL)</url>
</value> |
|
- フィールドID は、(フィールドのID) であることを示します。
- 設定してあるファイルの MIMEタイプ は、(ファイルのMIMEタイプ) であることを示します。
- 設定してあるファイルの名前 は、(レコード値:ファイル名) であることを示します。
- 設定してあるファイルへアクセスするURL は、(参照元のフィールドのタイプ) であることを示します(書き出されている
URL にアクセスすると、ファイルがダウンロードされます。)。
●フィールドタイプ:日付、時刻、日付時刻場合の書式
日付、時刻、日付時刻場合の場合は、<date><time><datetime>タグ を使ってレコード値を表現します。
(レコード値) の書式は、以下になります。
フィールドタイプ |
レコード値の書式 |
日付 |
<date>[YYYY]-[MM]-[DD]</date> |
時刻 |
<time>[HH]:[MN]:[SS]</time> |
日付時刻 |
<datetime>[YYYY]-[MM]-[DD]T[HH]:[MN]:[SS]</datetime> |
|
- YYYY) :年を4桁の数値(西暦)で表示します。
- (MM) :月を2桁の数値で表示します。
- (DD) :日を2桁の数値で表示します。
- (HH) :時を2桁の数値で表示します。
- (MN) :分を2桁の数値で表示します。
- (SS) :秒を2桁の数値で表示します。
- 秒はフィールドの設定に関わらず、必ず書き出します。
●フィールドタイプ:時間量の場合の書式
時間量の場合は、<timespan>タグ を使ってレコード値を表現します。また、単位によって書き出される書式が変わります。
書式は以下になります。
- 時間量を示すタグ<timespan> 〜 </timespan>の間に値を表記します。
- 値の先頭には、時間の期間を示す「P」を表記します。
- 日→時間→分→秒 の順で左から表記します。
- 日、時間、分、秒の単位を示す語を「D」「H」「M」「S」とします。
- 「日」と「時間、分、秒」の間には、区切り「T」を表記します。
時間量の単位と表記例
時間量
の単位 |
(レコード値) の内容 |
日時間分秒 |
<timespan>P(日に設定した値)DT(時間に設定した値)H(分に設定した値)M(秒に設定した値)S</timespan>
|
日時間分 |
<timespan>P(日に設定した値)DT(時間に設定した値)H(分に設定した値)M</timespan> |
日時間 |
<timespan>P(日に設定した値)DT(時間に設定した値)H</timespan> |
日 |
<timespan>P(日に設定した値)D</timespan> |
時間分秒 |
<timespan>PT(時間に設定した値)H(分に設定した値)M(秒に設定した値)S</timespan> |
時間分 |
<timespan>PT(時間に設定した値)H(分に設定した値)M</timespan> |
時間 |
<timespan>PT(時間に設定した値)H</timespan> |
分秒 |
<timespan>PT(分に設定した値)M(秒に設定した値)S</timespan> |
分 |
<timespan>PT(分に設定した値)M</timespan> |
秒 |
<timespan>PT(秒に設定した値)S</timespan> |
|
●フィールドタイプ:時間計算の場合の書式
時間計算の場合は、<date><time><datetime>タグ を使ってレコード値を表現します。計算結果により書式が変わります。時間量の場合は、単位は「日時間分秒」になります。
計算結果 |
(レコード値) の内容 |
日付 |
<date>[YYYY]-[MM]-[DD]</date> |
時刻 |
<time>[HH]:[MN]:[SS]</time> |
日付時刻 |
<datetime>[YYYY]-[MM]-[DD]T[HH]:[MN]:[SS]</datetime> |
時間量 |
<timespan>P(計算結果:日)DT(計算結果:時間)H(計算結果:分)M(計算結果:秒)S</timespan>
|
|
●フィールドタイプ:自動ルックアップの場合の書式
参照元(自動ルックアップで参照しているレコード)の情報を表示します。参照元のレコード値情報は、<reference>タグ を使って表現します。参照元の値が設定されていない、アクセス権によって参照できない場合は、<value>タグ
から書き出されません(すべての情報が書き出されません。
<value type="Relation" id="(フィールドのID)">
<reference library-id="(参照元のライブラリID)"
record-id="(参照元のレコード番号)">
<value type="(参照元のフィールドのタイプ)" id="(参照元のフィールドのID)">(参照元のレコード値)</value>
</reference>
</value> |
|
【!】 |
参照元のレコード値情報の書式は、通常の<value>〜<value>の書式と同じです(この例では基本的な書式としています。)。 |