お手軽Webデータベース
サイボウズ デヂエ

資料請求お問い合わせサイトマップサイボウズホーム

ホーム 製品情報 導入事例 活用ノウハウ ダウンロード 価格・見積・発注 マニュアル サポート
ホーム > マニュアル > ライブラリ構築マニュアル > アクセス権の設定例

アクセス権の設定例

アクセス権をうまく設定することで、「サイボウズ デヂエ」の利用の幅を広げることができます。
以下に、設定例をいくつか紹介します。

アクセス権の詳細については「アクセス権の詳細」を参照してください。

アンケートを行う場合の設定例

「サイボウズ デヂエ」ユーザーの意見を回収できます。

アンケート回答者があらかじめ「サイボウズ デヂエ」にユーザー登録されているという前提で、必要なアクセス権の設定は以下のとおりです。

  • アンケート実施者は全員の回答を閲覧できるように、ライブラリに対するすべての権限を与えます。
  • アンケート回答者が、後から自分の回答を閲覧・編集・削除できるように、レコード登録者にすべての権限を与えます。

鈴木 拓也さんが、「サイボウズ デヂエ」に登録されているお客様にアンケートを実施する目的でライブラリを作成しました。このライブラリを、登録ユーザーによるアンケートが実施できるように設定してみましょう。


1. アクセス権を設定する [ライブラリ管理]

以下のようにライブラリにアクセス権を設定します。
アクセス権の設定
アンケート回答者である「全登録ユーザー」は、ライブラリへのレコード追加権限のみが与えられます。このため、レコード追加後に、他のユーザーのアンケート結果を閲覧することはできません。

さらに、自分が回答したアンケートを閲覧・編集・削除できるようにするため、レコード登録者に与えるアクセス権を、以下のように設定します。
閲覧・編集・削除のアクセス権を設定する
これにより、アンケート回答者は、自分が登録したレコードのみすべての権限が与えれられたことになります。

ライブラリ管理者は、常にライブラリを閲覧できます。必ずライブラリ管理者の設定も行ってください。

2. アンケートを実施する

アンケート回答者に、以下を連絡します。

  • ライブラリの「レコードの新規登録」画面の URL を連絡します。
  • ログインしてレコードを登録するように連絡します。

「サイボウズ デヂエ」の画面に配置されている機能で、アンケート回答者に不要なものは、カスタマイズにより非表示に設定できます。
ライブラリに対しての誤操作を防ぐためにも、カスタマイズの設定を推奨します。

匿名アンケートを行う場合の設定例

「サイボウズ デヂエ」を利用して、任意のユーザーに対して匿名でアンケートをとることができます。

匿名アンケートの実施時に必要なアクセス権は、以下のとおりです。

  • アンケート回答者には、他の回答者の回答内容を閲覧できないように、レコードの追加権限のみ与えます。
  • アンケート実施者は全員の回答を閲覧できるように、ライブラリに対するすべての権限を与える。

佐藤 昇さんが、匿名アンケートを実施する目的でライブラリを作成しました。このライブラリを、匿名アンケートが実施できるように設定してみましょう。

1. ユーザーを追加する [システム設定]

アンケート回答者が「サイボウズ デヂエ」にログインして登録できるように、回答者用のユーザーをあらかじめ登録しておきます。
ユーザー登録することで、回答者に対して個別にアクセス権を設定できます。

ここでは、アンケート回答者のユーザー名を「ゲスト」として登録します。

2. アクセス権を設定する [ライブラリ管理]

以下のようにライブラリにアクセス権を設定します。
[アクセス権の設定]
アンケート回答者である「ゲスト」ユーザーは、ライブラリへのレコード追加権限のみ与えらます。このため、レコード追加後に、アンケート結果を閲覧することはできません。

ライブラリ管理者は、常にライブラリを閲覧できます。必ずライブラリ管理者の設定も行ってください。

3. アンケートを実施する

アンケート回答者に、以下を連絡します。

  • ライブラリの「レコードの新規登録」画面の URL を連絡します。
  • 「ゲスト」でログインしてレコードを登録するように連絡します。

「サイボウズ デヂエ」の画面に配置されている機能で、アンケート回答者に不要なものは、カスタマイズにより非表示に設定できます。
ライブラリに対しての誤操作を防ぐためにも、カスタマイズの設定を推奨します。

論文・レポート提出を行う場合の設定例

大学などで、「サイボウズ デヂエ」を利用して論文・レポートの提出フォームを作ることができます。

提出者があらかじめ「サイボウズ デヂエ」にユーザー登録されているという前提で、論文・レポートの提出フォームを作成するときに必要なアクセス権は以下のとおりです。

  • 提出者には、レコードの追加権限のみ与えます。
  • 提出されたデータの管理者は、全員のデータを閲覧できるように、ライブラリに対するすべての権限を与えます。
  • 提出期限前までは、提出者は自分の登録したレコードの閲覧・編集ができるように設定します。また、提出期限後は、自分の登録したレコードの閲覧のみできるように、レコード登録者に権限を与えます。

田中 美子さんが、論文の提出管理のためにライブラリを作成しました。このライブラリを、論文提出管理ができるように設定してみましょう。

1. アクセス権を設定する [ライブラリ管理]

以下のようにライブラリにアクセス権を設定します。
[アクセス権の設定]
提出者である「全登録ユーザー」は、ライブラリへのレコードの追加権限のみが与えられます。このため、レコード追加後に、他の提出者の論文を閲覧することはできません。

さらに、提出期限前は、自分が提出した論文を閲覧・編集できるようにするため、レコード登録者に与えるアクセス権を、以下のとおりに設定します。
閲覧・編集にアクセス権を設定する
これにより、提出者は、自分が登録したレコードのみ閲覧・編集できます。

ライブラリ管理者は、常にライブラリを閲覧できます。必ずライブラリ管理者の設定も行ってください。

2. 論文を受け付ける

論文提出予定者に、以下を連絡します。

  • ライブラリの「レコードの新規登録」画面の URL を連絡します。
  • ログインして、レコードを登録するように連絡します。

3. 提出期限後に論文を編集不可にする

提出期限となった時点で、提出者によって論文が編集されないように、レコード登録者に与えるアクセス権を、以下のように変更します。
閲覧のアクセス権を設定する
これで、提出期限の管理も行えるようになりました。期限後、提出者は自分の論文のみ閲覧できます。

「サイボウズ デヂエ」の画面に配置されている機能で、提出者に不要なものは、カスタマイズにより非表示に設定できます。
ライブラリに対しての誤操作を防ぐためにも、カスタマイズの設定を推奨します。

ライセンスキー管理を行う場合の設定例

社内のライセンスキー管理として、キーの請求と発行を「サイボウズ デヂエ」で行えます。

ライセンスキー管理に必要なアクセス権と設定は、以下のとおりです。

  • キー発行者には、発行したすべてのキーに対する操作が行えるように、ライブラリに対するすべての権限を与えます。
  • キー請求者には、自分に発行されたキーが登録されたレコードのみの閲覧権限を与えます。
  • キー発行者は、キーを発行後、レコード登録者の設定をキー請求者に変更します。

山田さんが、ライセンスキー管理のためにライブラリを作成しました。このライブラリを、ライセンスキー管理が行えるように設定してみましょう。

1. アクセス権を設定する [ライブラリ管理]

以下のようにライブラリにアクセス権を設定します。
アクセス権の設定
キー発行者である山田さんは、登録されたライセンスキーに対してすべての権限を持っています。

レコード登録者に与えるアクセス権の設定を行います。
閲覧のアクセス権を設定する
レコード登録者のみが、ライセンスキーを閲覧できるように設定します。

ライブラリ管理者は、常にライブラリを閲覧できます。必ずライブラリ管理者の設定も行ってください。

2. キー発行を行う

  1. 社内ユーザーからライセンスキーの発行を請求された場合、キー発行者の山田さんは、レコードにライセンスキーを登録します。
  2. 登録したライセンスキーを、請求した社内ユーザーが閲覧できるように、「レコード登録者」を該当ユーザーに変更します。
    → 請求した社内ユーザーが、ライセンスキーを登録したライブラリにアクセスすると、「レコード登録者」が自分に設定されているライセンスキーのみ閲覧できます。

「サイボウズ デヂエ」の画面に配置されている機能で、キー請求者に不要なものは、カスタマイズの設定を行うことで非表示にできます。
ライブラリに対しての操作を防ぐためにも、カスタマイズされることを推奨します。

 
サイボウズ株式会社

記載された商品名、各製品名は各社の登録商標または商標です。Copyright (C) Cybozu, Inc. All rights reserved.