デヂエ には、バックアップ機能は未搭載です。大切なデータを守るために、常日頃、バックアップをお取りください。
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■ デヂエ のバックアップ
デヂエ においてバックアップとして必要なデータは、以下の 2 つのディレクトリに保存されています。
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(インストールディレクトリ)/data 以下すべてのファイル |
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例 ) C:\Inetpub\scripts\cbdb\data以下 |
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(インストールディレクトリ)/file以下すべてのファイル |
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例 ) C:\Inetpub\scripts\cbdb\file以下 |
この 2 つのディレクトリを、MO、CD-R など、外部媒体にコピーすれば、バックアップファイルとなります。
上記 2 つのディレクトリをバックアップすることで、ライブラリ および デヂエ で管理しているユーザー・ライセンス情報等、すべての情報がバックアップできます。 |
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■ バックアップしたファイルの復旧
サーバーマシンがダウンした場合
- 違うサーバーマシンに デヂエ をダウンロード、インストールする
- バックアップファイルを 「 1. 」 の デヂエ インストールディレクトリ以下に、上書きコピーする
例 )
新しくインストールした デヂエ のディレクトリが、C:\InetPub\scripts\cbdb だった場合、バックアップの data/file 両ディレクトリを、C:\InetPub\scripts\cbdb
に上書きコピーする。 |
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ライセンスキーを、再び入力する必要はありません。バックアップデータの中に、ライセンスキー情報も保存されています。 |
特定のライブラリだけを復旧したい場合
- 復旧したいライブラリの、ライブラリID を確認する
- バックアップしたデータの中から、「 1. 」 で確認したライブラリファイルを探す
- 「 2. 」 で探したバックアップデータを、サーバーマシンに戻す
上記操作をした場合は、 デヂエ にアクセスし、データが復旧できているか確認をお取りください。その際、ライブラリにレコードを登録できるか、レコードを編集できるか、を、確認してください。
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■ バックアップは、何故必要?
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うっかりレコードを消してしまった、うっかりライブラリを削除してしまった。 ハードディスクが壊れてしまった。人為的な操作ミスや、ハードウェアの障害。トラブルは突然やってきます。
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データをバックアップしていれば、すぐに復旧できたのに、面倒だからと後回しにしていたために、痛い目にあった人は少なくないでしょう。普段からバックアップ作業を習慣化し、障害が起きたときに速やかに復旧できるように、準備をしておくのが最良です。 |
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■ バックアップは、いつ取るのか?
早朝や深夜など、誰も デヂエ にアクセスしていない時間帯で行いましょう。
誰かが デヂエ にデータの書き込み作業をしている時に、バックアップ作業をした場合には、書き込み作業の手前までのデータが、バックアップファイルとして保存される、などデータに差分が生じる可能性があります。
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また、バックアップは、『 1 日 1 回 23 時に取る 』 など、スケジュールを決めて取るように習慣化しましょう。
取ったバックアップファイルは、特定の場所に保管し、いつのデータであるかを把握できるよう、管理するのが良いでしょう。トラブルが発生したときに、すぐにデータを復旧できるよう、工夫しましょう。
操作が簡単で、継続できるバックアップ方法を選択してください。
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バックアップを行う時は、データの破損や不整合を防ぐ為にメンテナンス時間に設定することをお勧めします。メンテナンス時間の設定方法は、こちら
をご覧ください。 |
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バックアップを自動化したい時には、市販バックアップソフトの利用もいいでしょう。
市販バックアップソフトには 「MediaKeeper ( 株式会社コム ) 」 などがあります 。 |
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■ バックアップは、データだけで良いのか?
ハードディスクが故障してしまうと、サーバーマシン自体が使えなくなります。
この場合、いくら デヂエ のデータをバックアップしていても、すぐに デヂエ を使える状態に復旧することはできません。
スムーズにシステム全体を復旧するためにも、専用のソフトにて OS のインストールや各種ドライバの設定など、システム全体のバックアップを取る、もしくは予備マシン
( 使い古しのマシンなど ) を準備しておくのも良いでしょう。 |
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